臨床研修

連携 泌尿器科専門研修プログラム

連携 泌尿器科専門研修プログラム

日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院は連携施設として研修を実施します。

基幹施設

名古屋大学医学部附属病院
定員:若干名
採用試験:当院にて実施

診療科の概要(PDF)

当院における研修環境

当院は名古屋大学医学部附属病院と連携して研修にあたります。当院泌尿器科は近隣のあま市、津島市を含めた名古屋西部での泌尿器疾患の中心的診療拠点で年間約1,200件の手術を行っています。腎、副腎、尿路、男性生殖器ならびに関連臓器に関する先天異常、外傷、良性、悪性腫瘍、尿路結石症、内分泌疾患、感染症、下部尿路機能障害、女性泌尿器疾患、急性、慢性腎不全などの疾患について治療を行っています。泌尿器科手術の多くは腹腔鏡手術または内視鏡手術などの低侵襲手術です。臓器脱などの女性泌尿器疾患については全国から患者さんが集まるため女性泌尿器科として独立して手術治療を行っています。
 泌尿器科の専門医になるためには、後期研修が開始してから4年間の研修が必要です。名古屋大学泌尿器科専門研修プログラムでは基本的には4年間のうち1年間の研修を名古屋大学医学部付属病院泌尿器科で行います。当院では指導医4人が勤務し上記の泌尿器疾患の研修が可能です。
 泌尿器科領域での内視鏡検査、超音波検査、前立腺生検、各種画像検査などについて実施し、結果を評価、判定します。副腎、腎、尿管、膀胱、前立腺、陰嚢内、陰茎の手術について50例以上について術者として経験し、腹腔鏡手術についてはまず助手、カメラ担当として参加し習熟がみられれば腹腔鏡下腎、副腎摘除術の術者を行い、泌尿器科腹腔鏡手術技術認定者になるための指導を行います。
 また期間中に必要な学会発表、論文作成、医療安全に関する講義など指導します。年1回ではありますが、海外での学会発表も積極的に行います。
 放射線科、化学療法部、病理部との合同カンファレンスを定期的に行い診療科横断的な専門的知識を理解するとともに、名古屋大学関連病院での病理検討会、泌尿器科の各専門分野勉強会に参加し、泌尿器科でのサブスペシャリティの分野を深めます。

研修後の進路

専門医取得後は、名古屋大学の大学院進学、もしくは名古屋大学関連病院での放射線科臨床を継続します。

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日本赤十字社 愛知医療センター