初期研修(医科)メッセージ
プログラム責任者 メッセージ
一般プログラム
名古屋市北西部を中心とした地域の医療と密着し、幅広く豊富な臨床経験を積むことができる基幹病院です。当院は救命救急、小児医療、総合周産期母子医療、造血細胞移植、緩和ケア、化学療法などのセンターを併設するとともに、日本赤十字社の使命である災害救護について幾多の実績を有し、定期的に訓練を行っています。各専門科の壁を越えて医療を実践するシステムが整備されており、活力にあふれています。病院職員は職種の枠にとらわれず研修医に自分たちの知識や経験を教え、研修医は医療を進めるうえで必須のチーム医療を学び、さらに実践できます。上級医の指導のもと、研修医が思う存分に腕を振るうことができる活発な研修環境が当院の伝統で、その後の各専門科教育にも直結し、医師としての未来の大きな力になります。
初期研修管理委員長兼一般プログラム責任者 山口 丈夫
小児科プログラム
「優れた小児科医になりたい」と思っている医学生の皆さん!まずは日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院初期研修医小児科プログラムの扉をたたいてみましょう。最初の1年目は一般プログラムとの違いはなく、初期研修医としての到達目標を達成するため全領域を研鑽します。2年目になると、小児科を最低3カ月選択します。総勢20人を超える新生児、血液腫瘍、循環器、神経、内分泌、アレルギー、腎臓、遺伝などを専門とした小児科指導医のもと、幅広く充実した研修が始まります。当院は小児科専門研修プログラムを有する基幹病院であり、卒後3年目からの専門研修に円滑に移行することが可能です。毎年2人の小児科プログラムを修了した初期研修医が、3年の専門研修を経て、立派な小児科専門医となって卒業しています。ぜひ、見学して実感してみてください。
小児科プログラム責任者 大城 誠
産婦人科プログラム
こんにちは。日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院産婦人科プログラム責任者の津田弘之と申します。当院産婦人科に興味を持っていただきありがとうございます。
当院産婦人科は、総合周産期母子医療センターとして大きな役割を担っており、年間の分娩数は約1,300件、母体搬送数は約300件、帝王切開数は440件行っています。さらに当院には、より自然な分娩を目指すバースセンターも併設されており、数多くのローリスクからハイリスク症例を経験できることが強みです。周産期のみならず、婦人科悪性腫瘍の手術や腹腔鏡手術、さらに生殖医療(採卵や胚移植など)も精力的に行っており、まさに産婦人科の各分野の専門医が揃っているため、満遍なく専門的な診療を学べます。
数多くの経験症例を抄読会や勉強会などで振り返って議論したり、学会発表や論文作成を行ったりなど、アカデミックな面での指導にも力を入れています。ぜひ興味がある方は当院に見学に来てください。
産婦人科プログラム責任者 津田 弘之