循環器リハビリテーション
急性心筋梗塞・狭心症・心臓手術後・心不全・閉塞性動脈硬化症などの循環器疾患の患者さんを対象にストレッチ・筋力トレーニング・自転車こぎ運動(エルゴメーター)を行います。
病気の状態の改善や生活の質の向上を目指すリハビリテーションです。同時に、栄養指導や生活指導など多方面の生活の改善を目指しています。
循環器リハビリテーションの流れ
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問診
看護師が患者さんの状態、生活環境などをお聞きします。
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面談
循環器リハビリテーション担当医師が患者さんの病状、検査結果、問診などを参考に面談をしてリハビリテーション計画書を作成します。またリハビリテーション実施中は定期的に面談を行い、リハビリテーション計画の見直しをします。
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実施
体重測定、血圧測定を行い、心電図モニターを装着後、心電図監視下でストレッチ、筋力トレーニング、自転車こぎ運動(エルゴメーター)を行います。
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診断
循環器リハビリテーション担当医師が、実施内容の確認、モニター結果の診断を行い、実施内容を調整します。
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心肺機能検査
循環器リハビリテーション開始時、90日後、150日後を目安に、自転車こぎ(エルゴメーター)負荷心肺機能検査を行います。この検査でリハビリテーションの効果や患者さんに最適な運動量などを検討します。
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栄養指導
栄養指導が必要な時には、管理栄養士による個人指導を行います。ご家族の方の参加も可能です。