先進医療施設

化学療法センター

 

化学療法センター

2006年3月の東棟開設にあたり、より安全で専門的なケアが充実できるように、東棟の5、6階に化学療法センターが開設されました。8階の造血細胞移植センター、緩和ケアセンターとともに、がんの治療や療養に必要な機能と環境を備えた病棟です。
 診療科の壁を取り除き、統一された治療管理や副作用対策を目指すことは、化学療法科を持たない総合病院ではまだ少ない試みです。東棟5階は外科系、主に外科・婦人科・頭頸部などのがん、6階は内科系で血液・呼吸器・消化器疾患の方が入院されます。
 化学療法センターとして専門的で充実したケアを提供できるために、以下の3点に力を入れて整備をしているところです。まず、第一に抗がん剤の安全な取り扱い、第二に治療管理の標準化、第三に統一した患者指導です。

化学療法内科

病棟環境

4人部屋は室内のトイレと洗面所を設置し、手洗いなどの感染予防行為が行いやすい環境になっています。
個室にはトイレ付きタイプと、トイレとシャワー付きタイプの2つがあります。
 また、病棟内にはゆったりとした食堂や畳の家族控え室、相談室や廊下のコーナーにはソファを備え、できるだけゆったりと時間が過ごせるような空間があります。


4人部屋


個室

がんの化学療法について

標準的治療に基づいた化学療法を、医師・薬剤師・看護師の協働のもとに安全に投与されるまでの管理を行っています。

化学療法の投与の安全な取り扱い

医師のオーダーによって決定された抗がん剤の投与は、専門の薬剤師によるミキシングがされ、十分なチェックの後、看護師により患者さんに投与されます。

薬剤師間の確認作業

看護師による確認作業

安全キャビネットを使用したミキシング

患者さんへの説明

患者指導用のパンフレット、その他の資料を使い、患者さんに説明します。

治療中の注意事項

感染予防をしっかり行いましょう。

マスク

うがい

手洗い

ページトップへ戻る

日本赤十字社 愛知医療センター