活動報告

2024年度 一覧

治療を受けておられる多くの患者さんのために、大きな励みとなる善意のご慰問をいただいております。

2024年12月10日(火)、ソニー生命保険とベネッセコーポレーション・こどもちゃれんじの共同プロジェクト「オンラインクリスマス会」が、当院を含む全国17病院を結んで開催されました。人気キャラクター「しまじろう」と「おねえさん」がサンタクロースの姿になり、当院小児医療センターに入院する患児さんをオンラインで慰問していただきました。

当院では患児さんたちにスマホなどをそれぞれご用意いただき、クリスマスにちなんだ手遊びや歌などを、画面を通して一対一のような感覚でお楽しみいただきました。

小児医療センターには治療上の都合で病室外へ出ることが難しい患児さんもいらっしゃいますが、このような方法であればご自身の体調に応じて参加することができ、楽しい雰囲気を味わっていただけたものと思います。

毎年様々に工夫し慰問の機会を設けていただきますことに、当院スタッフ一同心から御礼申し上げます。

 

2024年12月9日(月)、プロ野球・中日ドラゴンズで活躍する大島洋平選手、祖父江大輔投手、細川成也選手、村松開人選手、石川昂弥選手の5名が慰問のため当院へお越しくださいました。

この慰問は、患者さんの一日も早い快復を願う選手の皆様のご厚意で長年続いているもので、恒例の「トークショー」と「病棟慰問」の2部構成で行っていただきました。

トークショーの質問コーナーでは、来場した外来患者さんとそのご家族が選手に質問を直接投げかけました。「来シーズンどう戦うか」「好きな言葉」「朝や夜のルーティーン」「カフェのお気に入りメニュー」など、野球に関わること・そうでないこと、幅広い質問が飛び出しました。選手の皆様は質問の一つひとつに笑顔で、時折冗談を交えながら丁寧に答えていただき、なごやかな時間を過ごすことができました。

来シーズンに向けた想いや抱負を漢字一文字で表現するコーナーでは、「挑」(大島選手)、「咲」(祖父江投手)、「勝」(細川選手)、「開」(村松選手)、「頂」(石川選手)と、それぞれ色紙に力強く書き上げていただきました。

その後選手たちは小児医療センターの病室を訪れ、直筆サインボールなどを患児さんにプレゼントしていただきました。選手を目の前にした患児さんが、日頃接している当院スタッフが見たこともない明るい表情を浮かべたり、嬉しそうに体を動かしたりする様子には毎回驚くばかりです。患児さんのご家族にも大いに喜んでいただきました。

当院スタッフ一同、選手のご厚意に心から御礼申し上げるとともに、選手の皆様の一層のご活躍、そして中日ドラゴンズの優勝を祈念し応援させていただきます。

2024年8月1日(木)、名古屋国際婦人クラブから当院小児医療センターに27種類(10万円分)の「おもちゃ」をご寄贈いただきました。

名古屋国際婦人クラブは、各国婦人間の理解と親善、社会奉仕等を目的として様々な活動に取り組まれている団体で、1956年からの長きにわたり当院小児医療センターを慰問し、同センターが希望する品々を寄贈してくださっています。

小児医療センターでの感染防止にご配慮いただき、例年開催していた贈呈式は今回も見合わせることとなりましたが、新しいおもちゃを手にして目を輝かせて遊ぶ患児さんの様子に、当院職員も嬉しくなりました。

名古屋国際婦人クラブのご厚意に、当院職員一同心より御礼申し上げます。

  

2024年5月22日(水)、ANA(全日空)グループから7名が来院され、すずらんの花としおりをお届けいただきました。

69回目のご寄贈となった今年は西棟8階A病棟とB病棟にて、客室乗務員と地上係員の方々に、すずらんの切り花としおりを入院患者さんに直接手渡していただきました。

ANAのスタッフから励ましの言葉をかけられた患者さんは笑顔を浮かべ「退院したらぜひまた飛行機に乗りたい」と語られました。

すずらんの花言葉は「幸せの再来」。今年も患者さんに素敵なひとときをお届けいただいたANAグループのご厚意に、当院一同心より御礼申し上げます。

 

  

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日本赤十字社 愛知医療センター