医療関係者へ

特殊高度診療機能

患者さんのQOL向上への取り組み事業

 造血幹細胞移植地域連携事業の一つである移植後の患者の生活の質(QOL)向上を目指したフォローアップを行うために、当院では2010年10月より専門医師及び看護師による移植後フォローアップ外来(LTFU外来)を開設しております。

 LTFU外来では同種造血幹細胞移植後の患者様における生活習慣病や二次癌などの晩期合併症などの予防あるいは、早期発見や早期治療を行うことを目的として、日常生活の指導、ワクチン接種や癌検診などの受診のアドバイスを行っております。また患者様が移植後安心してQOLの高い生活を過ごせるように、普段の生活における質問、相談にお答えする機会としてもご利用いただいております。

 LTFU外来は当院で同種移植を施行した患者様以外にも、他院にて同種移植を施行した患者様も対象としておりますし、小児期に小児科で移植を行い、現在成人となった患者様の受診も受け入れております。(詳細は移植後フォローアップ専門外来をご参照ください。)

 移植後患者様が当院以外の医療機関を緊急時に受診する場合にも対応していただけるよう造血細胞移植健康手帳も作成して、移植前後の情報が共有できるように常時携帯していただいております。2014年からは移植連携病院医師会議も開催し、最新の移植医療に関する情報提供を行っております。そこでは連携病院とも移植予定の患者様の最適な紹介の時期を検討するとともに、移植後患者様の管理における注意すべき合併症などに関する情報も共有できるよう努めております。