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詳細な診療情報

造血細胞移植(4)

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(表-11)

6)同種末梢血幹細胞移植(表-11)

この移植法は、2000年4月に健康保険の適用を受けましたが、従来の骨髄採取に比べ麻酔や腸骨穿刺を必要とせずドナーの負担が少ないことなどから急速に普及し、これまでに血縁ドナーを対象として約4,000例の経験が蓄積されています。そして、その成績も骨髄移植と比べ遜色ないことが確認されています。また、健常人ドナーの末梢血から幹細胞を採取する上で必要なG-CSF(白血球増殖因子)の投与(皮下注射、5日間)と成分採血(1日3時間、2日間)に関わる副作用についても、日本造血細胞移植学会がドナーさんを100%の捕捉率をもって調査しておりますが、今のところわが国では重篤な副作用は報告されていません。


(表-12)

7)臍帯血移植(表-12)

健常人の負担を必要としない同種幹細胞移植法という圧倒的な利点があり、1999年4月から健康保険が適用されるようになっています。最近では高齢者に対しての移植も増え、その成績も骨髄移植と差が無くなってきて、HLA一座以上不適合移植でもGVHDは少ないとされています。

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