診療科・部門

乳腺内分泌外科

当科の特徴と概要

 扱う分野はA乳腺疾患、特に乳癌の診断と治療、B内分泌疾患の外科治療です。内分泌の外科疾患とは甲状腺癌、良性甲状腺結節の一部、バセドウ病の一部、原発性副甲状腺機能亢進症などが挙げられます。これらの疾患に対し一般消化器外科のメンバーと協同して治療にあたっています。

診療の解説

  • A.乳腺疾患
  •  近年、わが国における乳癌の増加が著しく、罹患数は年間約6万人、死亡数は約1万2000人に達しています。乳癌の臨床は非常な勢いで進歩しており、その診断および治療のために、高い水準の医療の持続が要求されています。当院に治療を託された患者さんに例外なく最善の個別化された治療をするために、医師のみならず放射線技師、検査技師、看護師、薬剤師等の協力を得た総合力を生かした質の高い医療を提供できるように努めています。

    乳癌検診の重要性

     欧米では乳癌の患者数は日本よりずっと多いものの乳癌死亡率は1990年代に入って、減少しています。これはマンモグラフィ検診による早期発見→早期治療が功を奏したと言われています。日本でも2000年よりマンモグラフィ検診が一般的となりつつありますが、いまだに検診受診率が低く、一般女性の皆さんが乳房への関心を持つ必要があります。

    乳がん地域連携パス

     当院で乳癌手術を行った患者さんに対して、かかりつけ医と当院の両方で連絡を取り合い、術後の定期的検診を行っていくために作られた一連の書式(パス)です。これにより、患者さんは当院への頻繁な通院が不要となり、通院の不便さや外来での長い待ち時間からも解放されます。複数の主治医によるサポートを受けられる長所が生まれます。

  • B.内分泌疾患
  •  甲状腺、副甲状腺(上皮小体)、副腎など内分泌腺の病気の外科治療を行っています。内分泌内科と協同して適切な治療を行うよう心がけています。

    甲状腺腫瘍

     ほとんどの甲状腺癌は手術適応があります。甲状腺葉切除、亜全摘、全摘術を症例に応じて施行しています。クリニカルパスを導入しており、平均術後4日で退院できます。他にバセドウ病の一部、原発性副甲状腺機能亢進症などが手術の対象となります。

医師の紹介

役職 氏名 学会認定医・指導医、その他資格等 専門
後藤 康友
乳腺・内分泌外科部長
後藤 康友 日本外科学会専門医、日本乳癌学会乳腺専門医、日本消化器外科学会認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会認定乳房再建責任医師 乳腺・内分泌外科
田中 寛
医長
田中 寛 肝臓専門医、外科専門医、消化器外科専門医、消化器病専門医、消化器がん外科治療認定医、日本乳癌学会認定医  
浅井 真理子
医員
(一般・消化器外科兼務)
浅井 真理子    
田中 寛
非常勤嘱託医師
岩瀬 拓士 日本外科学会指導医、日本乳癌学会指導医、日本乳がん検診精度管理中央機構読影認定医、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会認定乳房再建責任医師、現がん研究会有明病院乳腺外科部長  乳腺外科

外来担当医表

受付時間:8:20~11:00

32番 乳腺・内分泌外科 田中/PM後藤 後藤 後藤・田中 PM(交代)

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