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診療科・部門

形成外科

当科の特徴と概要

 形成外科は主に「外表面の形態」を診療対象とする診療科であり、頭から足先までの体の表面で目に見える部分の①腫瘍、腫瘍手術後の変形②外傷・外傷後の変形③先天的な形態異常④その他などのうち、手術により治療ができる病気を対象としています。

 以下4つにわけて説明します。

  • 1.腫瘍、腫瘍切除後の変形
  • ・粉瘤・ほくろ・脂肪腫などの良性の皮膚腫瘍や、皮膚悪性腫瘍の切除
    ・悪性腫瘍切除のために体の一部を大きく取り除いてしまった場合、マイクロサージャリーを利用して、大きな皮膚や骨を体の別の部位から移植し、なるべく元の形態に戻すような手術も行います。乳がんで、乳房を切除した後の変形は、その後の人生を大きく変えてしまいますので、乳房再建は非常に重要な手術であると考え、その方にあった手術を工夫しています。 平成25年より、乳房インプラントが保険適用となり、当院でも行っています。頭頚部腫瘍切除後の再建、また、腫瘍切除により顔面神経麻痺を余儀なくされた場合の修正術なども行います。

  • 2.外傷、外傷後の変形
  • ・すり傷・切り傷などのけがの処置などが最も一般的です。特に、顔のけがは心にも大きな傷跡を残しますので、傷跡が残ってしまった場合、消す事や、なくす事はできませんが、なるべく目立たなくするような手術を行っています。
    ・熱傷の治療や、熱傷後の瘢痕がなるべく目立たなくなるよう工夫して治療しています。
    ・鼻の骨や、顔の骨が折れた場合の整復手術を行っています。

  • 3.先天的な形態異常
  •  生まれつきの変形のうち目に見えるもの、口唇裂、手足の指の変形、鼻や耳やまぶたの変形、でべそ、漏斗胸、乳頭の変形などの治療を行っています。

  • 4.その他
  •  加齢などの原因でまぶたが下がり見えにくくなる眼瞼下垂症の手術を行っています。

     足の爪が食い込む陥入爪、大きく曲がる弯曲爪などの治療をしています。最近は、特殊ワイヤーを使って食い込みを治療する方法が開発され、痛みが少ない治療に代わってきました。

     なかなか治らない床ずれ、糖尿病や動脈硬化による手足の潰瘍なども、薬物療法と手術療法を組み合わせて治療を行っています。

     腋臭症の治療を行っています。

     形成外科は生活の質を向上させる外科と言われ、病気やけがの後遺症による外見や機能の障害を和らげることを目標としています。

     日本形成外科学会の分類による昨年1年間の手術症例の一覧を下に示します。

     当院では、地域の先生方との連絡を密にして、手術を受けられた患者さんには、なるべくご自宅の近くの病院や診療所をご紹介させて頂き、手術後にわざわざお越しいただかなくても良いように努めています。

     現在は月・水・金の午前に外来診察を行っています。

     形成外科が対象としている疾患は多いため御不明な場合は総合案内でお問い合わせください。

実績

年間の患者数及び手術件数

手術内容区分

区分 件数
入院手術 外来手術
全身
麻酔
腰麻

伝達
麻酔
局所
麻酔

その他
全身
麻酔
腰麻

伝達
麻酔
局所
麻酔

その他
Ⅰ.外傷 16 2 4 22 44
Ⅱ.先天異常 22   1 1 24
Ⅲ.腫瘍 89 2 29 207 327
Ⅳ.瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド 4 3 20 27
Ⅴ.難治性潰瘍 20 5 4 1 5 35
Ⅵ.炎症・変性疾患 1 3 3 32 39
Ⅶ.美容(手術) 2 2
Ⅷ.その他 14 20 1 35
Extra レーザー治療  

2017年1月1日~12月31日

医師の紹介

役職 氏名 学会認定医・指導医、その他資格等 専門
林 祐司
形成外科部長
皮膚科部長
林 祐司 日本形成外科学会形成外科専門医、皮膚腫瘍外科指導専門医、日本整形外科学会整形外科専門医、日本医師会認定産業医、愛知県介護支援専門員、褥瘡認定師、乳房再建用エキスバンダー/インプラント責任医師及び実施医師 再建外科、マイクロサージャリー、創傷管理
菱田 雅之
形成外科副部長
菱田 雅之 日本形成外科学会形成外科専門医・皮膚腫瘍外科分野指導医、日本創傷外科学会専門医、日本がん治療認定機構がん治療認定医、日本褥瘡学会認定褥瘡医師  
河合 朝奈
医員
河合 朝奈    

外来担当医表

受付時間:8:20~11:00

21番 林/菱田 菱田

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